平成16年の初回認定より4回目の更新審査を受け、厳しい基準をクリアして「病院機能評価」に認定。
病院機能評価とは、第三者機関としての公益財団法人日本医療機能評価機構が受審申込みのあった病院に対し、中立的・客観的な立場で評価基準に基づき評価・認定を行うものです。
永生病院は、2004年(平成16年)に公益財団法人日本医療機能評価機構の定める病院機能評価の認定基準を達成し、同機構より「病院機能評価」に認定されました。以来、5年毎の継続審査を受け、2019年に4回目の認定更新を頂きました。
審査は、「患者中心の医療の推進」「良質な医療の実践」「理念達成に向けた組織運営」などの領域について、サーベイヤー(評価調査者)による2日間の訪問審査と書類審査が行われます。審査項目は、患者の意思を尊重した医療、患者の安全確保、医療関連感染制御、療養環境の整備、他施設との連携、診療・ケアにおける質と安全の確保、チーム医療による診療・ケアの実践、理念達成にむけた組織運営(労務管理、教育、経営管理、設備管理、危機管理)など合計90項目です。
評価結果はS(秀でている)、A(適切に行われている)、B(一定の水準に達している)、C(一定の水準に達していない)の4項目に分けられ、NA(非該当)の判定で評価されますが、今回C評価はなく、S評価は2項目(2.2%)、A評価73項目(81.1%)、B評価11項目(12.2%)、NA4項目(4.5%)となりました。
2014年3回目受審で、はじめて栄養管理、食事指導の項目でS評価をいただきましたが、今回も同じ項目でS評価をいただくとともに、患者中心の医療、良質な医療の実践では、前回よりA項目が増えました。
病院が第三者から客観的な評価を受けることは、病院の質を維持し、より一層高めていくために必要なことです。今後もこの認定を励みにしてより質の高い医療サービスを提供し、患者さまに信頼される病院を目指してまいります。