ワーク・ライフ・バランス推進

少子化の進展による労働力不足が懸念される中、優秀な人材確保と育成は、これからの企業の成長にとって不可欠です。

永生病院は地域に密着した医療機関として、良質な医療・保健・福祉を提供していくため、常に優秀な人材の確保・育成に努めてまいりました。

優秀な人材の確保・育成を行っていくには、全職員にとって、仕事と家庭の両立、とりわけ育児や介護と仕事の両立が図られることが大切です。
すなわち「ワーク・ライフバランス重視の職場」であることが最重要と考えます。職員の満足度の向上は、より良質な医療サービスを提供できることになり、患者満足度につながります。

当院では、すでに職員のための院内託児所の設置、育児休業の職場復帰に備えての研修の実施等、仕事と家庭の両立支援に取り組んでまいりました。
今後さらに「育児や介護と仕事の両立があたりまえの職場風土」の完成を目指して邁進していくことを、ここに宣言します。

平成19年9月

医療法人圭良会永生病院
理事長 森 伊津子

以下の取り組みは、両立支援推進委員会において制度を検討しています


【育児休業】

子が3歳になるまで、3回に分けて取得することができます。

【子の看護休暇】

子が小学6年生になるまで、子1人につき、1年間に5日間取得することができます。

【介護休暇】

要介護状態にある一定の家族を介護する職員は、1年に5日(対象家族が2人以上の場合は10日)取得することができます。

【介護休業】

介護を必要とする家族1人につき、通算120日を限度として取得することができます。

【積立年休制度】

失効した年次有給休暇を毎年3日間積立て、上限30日まで積み立てる制度で育児休業・子の看護休暇・介護休暇・介護休業中は無給ですが、積立年休がある職員は1年間に5日を限度として有給とすることかできます。また、本人の病気については積立年休がある職員は有給とすることができます。

【職場復帰前講習】

育児・介護休業後にスムーズに職場復帰でき、また、休業中の能力の維持・向上のため、休業中・復帰後に講習を行っています。
・休業からの復帰後は、原則として現職に復帰
・休業中は職員へ病院情報、社内文書等を定期的に提供
・休業中の職員へ職場復帰に備えた教育訓練制度の導入
※制度利用者は、「休業中でも病院内、患者さまの情報を定期的に知ることができるようになった。」「上司や先輩と定期的に話すことができて、復帰しやすくなった。」などの意見が聞かれます。

【院内託児所:ひまわり託児所】

小学校入学前までの子を預かり、夜間保育も行っています。保育料は、第2子は第1子の半額、第3子以降は無料です。

【制度を利用しやすい環境づくり】

「両立応援ガイドブック」の作成、「両立支援相談窓口」の設置のほか、子の出生前に、職員は、「育児参加計画書」を定移出し、所属長と面談を行い、安心して子育てを行うことができるよう支援しています。

【定年制の延長】

定年を65歳とし、希望者全員70歳まで継続雇用ができます。継続雇用時の賃金は勤務形態が同じであれば、原則、同一賃金としています。さらに本人と圭良会で協議し、70歳を超えても勤務可能です。

【年次有給休暇の取得促進】

平成16年にリフレッシュ休暇を創設。平成20年から導入した「半日休暇制度」により、一層、年次有給休暇取得が向上しています。また、ポスターによる呼びかけとともに、管理者や職員を対象とする会議において、年次有給休暇の活用の意義など説明し取得促進を行っています。

【所定外労働の削減】

ポスター・標語の募集を行い、優秀な作品を表彰するとともに院内に掲示。またノー残業ディを実施しています。

【働きやすい職場環境】

職員の希望に沿った柔軟な勤務にしています。



看護師 35歳女性

 当院に就職して9年になります。その間、2人の子どもを出産し、育児休業取得後、院内託児所にお世話になりながら、医療現場の不規則な労働時間においても、正社員として働くことができました。現在、3人目を出産し、育児休業を取らせていただいています。
 核家族である者にとって育児とは、母親の負担は大きく、一番重要視したい点でもあります。仕事を続けていくためには、これらを理解し、支援していただける職場でなければなりません。幸い、私は職場環境に恵まれ、仕事と家庭の両立支援の充実した当院で勤務させていただいているため、周囲の温かいサポートを受け、やりがいのある看護師業務を続けることができています。
 この環境を提供してくださっている職場に感謝し、復帰後は自分もサポートする立場として頑張っていこうと思います。

介護福祉士 29歳男性

 今まで男性が育児休業を取得したという話を聞かなかったし、妻が1年間、育児休業を取得したので、自分が取得しようと思ってもいませんでした。平成20年度より、3歳未満の子において短期間でも育児休業が制度として認められたため、部署責任者や他の職員からの理解も得られ、取得できたのは良かったです。

永生病院に「子育て応援企業」知事賞

仕事と家庭生活の両立支援に積極的に取り組む企業を県が表彰する「子育て応援企業表彰」。平成22年、他の模範とも言うべき取組を推進している企業に対し県内3社に贈られた知事賞を永生病院が授与しました。



次世代育成支援対策推進法に基づく認定企業として、認定マーク「くるみん」を4回取得

「くるみんマーク」はその認定企業に使用権を与えられるもので、子育て支援に取り組んでいる企業の、誇れる証です。永生病院はこれまでに4回「くるみんマーク」を認定取得しています。

認定マ-ク『くるみん』
2008年 1回目を取得
2011年 2回目を取得
2015年 3回目を取得
2018年 4回目を取得
    初診の方、お困りの方へ
    当院は、高齢者雇用にも貢献しています。
  • 「70歳まで働ける企業の実現」に向けての取り組みを行っている香川高齢・障害者雇用支援センターでは、当院の高齢者雇用を高く評価。センター発刊の「高年齢者雇用先進事例集2013年(香川版)」には、80歳を迎えた今も毎日元気に永生病院の売店業務を支えている事例などが紹介されました。