人工透析室

人工透析室〈21床〉

シャント管理から栄養指導、送迎まで、
快適な透析ライフを継続支援します。

人工透析は一生付き合っていく治療です。当院では、通院透析をはじめ入院継続が必要な方の透析にも対応しています。シャント管理のほか、栄養指導やフットケア、通院が不自由な方には送迎サービスを、日中仕事をされている方には夜間透析も行います。

透析時間表
透析(日中)
8:30~
夜間透析
~22:00
※◎が付いた曜日が治療日です。

オンラインHDF

HDFとは血液透析(HD)に血液ろ過(HF)を加えた治療法です。
血液透析では血液と透析液の濃度の差で老廃物を除去し(拡散作用)、血液ろ過では血液に圧力をかけてろ過器を通し老廃物を除去します。
HDFではろ過する量を増やすために補液を行いますが、オンラインHDFでは透析液をそのまま補液として使用するため、補液量を増やしてろ過量を増やし、より多くの老廃物を除去することができます。透析中の血圧低下、皮膚掻痒感、透析アミロイドーシス、酸化ストレス、貧血、イライラ感などの症状改善が期待できます。
オンラインHDFを行うにはきれいな透析液を使用することが絶対条件で、厳重に水質管理を行う必要があります。当院では、多くの患者さまに安心して治療を受けていただけるよう、透析液の徹底的な水質管理を行っています。

透析オンラインHDF

継続的なシャント管理

長期間の透析で問題になりやすい シャントは、専門スタッフによるエコー検査のもと、血流や形態を詳細に評価。トラブルを早期発見し、必要に応じて血管拡張術(PTA)を行います。

血管拡張術(PTA)

シャントエコー

フットケア

糖尿病性腎症から血液透析導入にいたる患者の割合の増加に伴い、血管の動脈硬化が進行している方が多くなってきています。そのため、下肢の動脈硬化により血液の流れが悪くなったり、神経障害により気付かないうちに小さい傷から潰瘍になり壊死をきたす例も多くみられます。
当院では、下肢末梢動脈疾患対策として、早くからフットケアに取り組み、リスクの評価、指導管理をおこない、合併症の予防、早期発見、早期治療に努め、重症例は専門医との連携を行っています。

送迎サービス

毎回の通院透析に不自由を感じていらっしゃいましたら、当院では送迎サービスを行っておりますので、お気軽にご相談ください。
送迎範囲は基本的に10km以内ですが、それ以上の場合でもご相談に応じます。

【臨時(依頼)透析をご希望の方へ】
出張・旅行・帰省等で香川県やまんのう町近辺においでになった透析患者さまのための臨時透析に対応しております。希望される透析日の1週間前までに電話にて直接お問い合わせください。
透析時には、透析の種類・条件・ドライウェイト・内服薬などの内容が必要となりますので、医療機関からの紹介状が必要です。

場所:永生病院1階
電話番号:
0877-73-3700(地域連携室直通)
FAX番号:
0877-73-3202(永生病院共通)
対応時間:平 日 8:30~17:30
     土曜日 8:30~12:30